ミミ言

思っていることをつぶやいていきます

アルケミスト

読書好きなので、結構本を読みあさります。ジャンルは色々。その中から、おススメの本があれば紹介していきたいと思います。
何度も何度も読むけれども、読む度に違う内容に感じる、そう、バイブルみたいな1冊、『アルケミスト 夢を旅した少年 』パウロ・コレーリョ(山川紘矢+山川亜希子=訳)。
ハードカバーは地湧社から出てるけれど、その後、文庫本として角川文庫から出てます。
羊飼いの少年が、夢を信じて旅をしながら様々な人達と出会い、人生の知恵を学んでいく、という内容なんだけれど、行き詰った時、迷った時、悩んでいる時に読むといいかもしれない。何故、人は叶うかもしれない夢をいつの間にか諦めてしまうのか、納得させられます。

私も一時期すごく占いとかに行っていたことがあります。先が知りたい、今年一年どうなるか?今後どうなるか?今、思えばおかしいくらいだけど、その時は自信もなく、不安だったから先のことが知りたかった。でも、自分の限界は自分が一番よく把握しているわけで、それなのに、何もせずしてこの先どうなるか?なんて知ったところで何の意味があるんだろうって気付いてからは、もう占いとかにも行かなくなりました。努力せず、成功をつかむことができる人間なんて、一握りもいないと思うし、ほとんどの人間は、自分の限界を超えるにはやっぱり努力することは避けられないと思う。
アルケミスト』には、そんな人生を生きていくためのヒントが少年を通して書かれています。本当におススメの1冊です。