ミミ言

思っていることをつぶやいていきます

週末の深夜に、あったかくなるドラマ〝マイガール〟

マイガール…いやぁ~、毎回感動です。
こはるちゃん、演技うますぎ。
あの年頃のちびっこの気持ちとか、うま~く演じてるところなんか天才ですわ。

甥っ子とかぶるところがあり、ドラマ見てるとちょくちょく過去を思い出すんです。
先週、階段から落ちて怪我した話の時も、自分の怪我よりも相手のことを思いやるところなんて…涙流して見てましたもん。
ワタクシも、甥っ子が2歳か3歳の頃だったかなぁ…ワタクシの部屋で一緒に遊んでて、ちょっと目を離したすきに、廊下へ出てしまい、階段から転げ落ちてしまったことがあるんです。ワタクシが気付いた時は、もうコロコロコロコロと階段を落ちていく様を目撃した時で、動けない自分と時間が止まったかのようにあの時間の長かったこと…今でも思い出すだけでもゾッとします。
下まで転げ落ちても、声が出ず、すごい音がしたのと、大声で泣き出した甥っ子のおかげで、皆がびっくりして来てくれたけど、それでもワタクシの頭の中は真っ白でパニック状態。
その数日前に、実は、ちびっ子は机に頭をぶつけて、おでこを切ってしまい縫うという怪我をしたばかりだったので、弟が「またっ…!!」と大声で叫んで、涙ぐんでたのだけパニックながらも覚えてる。

年末だったんだけど、年始の挨拶に来るまで、毎日眠れず、神頼みの日々でした。弟も、まぁ、すぐ声を出して泣いたし、階段から落ちた日も特に変わったこともないし、病院にも行ったから大丈夫と言われても、憔悴の日々を送りました。
で、年始の挨拶に来た時、自分の部屋からも出れずにいたら、ちびっ子が部屋から出てきてぇ、と呼ぶので、もうあわせる顔もないのに、おりていくと、弟に抱っこされたちびっ子が「だいじょうぶだよ。ありがと。」って言ってくれた瞬間、号泣でした。
自分がちゃんと目を離さなければ、と思い悩んでいたことを親が弟に伝えてたのもあると思うけど、階段の上から下まで落ちる恐怖を味わったのに、そんな言葉をかけてくれるなんて…ホントに生きた心地もしない年末年始だったけど、その一言で救われました。

子供って、大人のことを本当によく見てるからねぇ。しかも、きれいで素直な気持ちでぶつかってこられると、ハッとさせられることも多々あり。まだ遊びたいのに、こっちがちょっとでも疲れた顔とかしてると、「もう帰ろっか。」と言ってくる。「えっ?まだいいよ。」と言うと、「でも、もう帰りたいんでしょ。」と言われると、あっ、いかんいかん、きっとそんな顔してたんだろうなぁ…思っててもそういう顔しちゃダメだなぁ…と思わされることも、よくある。

こはるちゃんの演技見てると、そうそうって思うことがよくある。
また、まったくそんな子供の心に気付かず、っていう空気読めないながらも、ひとつずつ成長していく相葉ちゃんの演技も、うま~く絡み合って、いい感じなんだよなぁ。
自分が子供の時は、親に色々と教えられて成長していくけど、多分自分が親になったならば、子供に色々と教えられて成長していくんだろうなぁ。何か不思議な感じです。