ちびおの奇行

このところ、オカメインコのちびおが変なんです。
カルシウムも取れるフルーツの形をした石みたいなのがあるんです、鳥用の。
ちびおはそれが好きで、新しいのをあげると、もう気が狂ったかのように、バリバリバリバリ噛んで削っていくんです。もともとフルーツの形をしてるんで、オレンジとバナナとアップルがあるんですが、それをまるーい形にバリバリと噛んで遊んでる。

そしたら、ここ数日、ちびおがそのまるーく自分で削った石を懐というかお腹の中に入れて、丁度、卵を抱いてるみたいな仕草をするようになったんです。くちばしでクックッと自分のお腹の方へ寄せて、羽をふくらませ、ジーッとしてる。

えぇっ！何してんの、こいつは…。卵のつもりか？
「何してんの？」と近寄っていくと、ハーッ、ハッハッとさすがに歯はないのでむき出しにはしてないけど、むき出しにしんばかりの勢いで怒ってくるんです。

誰も教えたわけじゃないのに、そういう遺伝子が組み込まれているのか、ビックリです。
ただ、手のりの鳥なので、気まぐれに卵を抱いてるようなことをするだけで、ずっとやってるわけじゃないんですけどね。