ミミ言

思っていることをつぶやいていきます

心理テスト

心理テストについて、今日は書こうかと思います。

もう随分、前になるけれど、家に帰ったら、待ってましたとばかりに母親に心理テストをされたことがあるんです。何かのテレビで見たんでしょうね。昼の料理番組とかもメモってて、その晩、すぐ作ったりする人だから。

「あなたは、次の5匹の動物をお供に連れて旅に出ました。でも、行く途中、1匹ずつ捨てていかなければならなくなりました。何から捨てていきますか?5匹の動物は、牛、馬、羊、ライオン、猿です。ねぇ、何から捨てる?」
何だよう、帰る早々…。
「えーっ、一番先に捨てるのは、羊。」
「やっぱり…。お父さん、この子はやっぱりそういう子なんだわっ。じゃ、二番目は?」
「牛。」
「うん、当たってる、当たってる。じゃ、三番目は?」
なにが…?
「馬。」
「へぇー。じゃ、四番目は?」
「ライオン。」
「フッフッフッ。最後は猿か。」
「で、何なの、これは…?」
「心理テスト。結構、当たってるわ。真っ先に、捨てた羊は、既婚者なら配偶者、未婚者なら親を意味するの。親の面倒とか絶対にみないってことだよね。そういう子だわ。牛はお金。あなたは、金食い虫だから、当たってるでしょ。馬は仕事。ライオンはね、プライド。プライドが高いから、最後の方まで残したのねぇ。猿は、子供。これは当たってないねぇ、だって、子供嫌いなのにねぇ。」

ふーん、確かに…。ただ旅に出てるわけだから、羊は、羊飼いをイメージしたので、餌の場所、水の場所とかいちいち面倒みなきゃいけないから、面倒くせぇな、足手まといだから捨てちゃえって捨てたね。牛は、水耕農業とかの黒い牛をイメージしたから、これも旅には不具合なので、捨てた。馬は競馬の競走馬をイメージしたので、スピードはあっても、持久力はないな、と思い捨てた。ライオンはね、ジャングル大帝レオをイメージ。敵とかコワイじゃなくて、背中にも乗れるし、強いからお腹が空いても、餌をとってきてくれそうだし、猿は介護猿をイメージ。倒れても、猿は人間に近いので、「水…買ってきて…」って言っても通じそうだったから、結局最後まで残したのね。

でも、この心理テストを色々な人にやらせたけど、面白いのは、その動物に対するイメージが皆違う。例えば、牛は白黒の乳牛、また肉牛をイメージした人がほとんで、馬は背中に乗れるし、役に立ちそうだ、と思った人も多かった。ライオンは、コワイからって真っ先に捨てる人がほとんどでした。バリバリ仕事してる人は、馬が最後の方まで残ったし。ワタクシの猿はねぇ…、どうなんでしょう、子供嫌いですからね。