ミミ言

思っていることをつぶやいていきます

入院life5

晴れて、退院ができて現在は自宅療養中。

入院中は、リハビリ以外やることがなかったので、スマホでブログ更新をしていたが、打つのが面倒くさい。だから、やることがなくてもコンスタントに更新をすることは

できなかった。

キーボードの練習も兼ねて、引き続き記録をしていくこととする。

新しくできた脳梗塞は、ずっと点滴をしていたおかげか、画像では小さくなっていることがわかった。

あとは、リハビリ。先生は、リハビリは受けたほうがいい、と言う。私の場合、幸い、麻痺なども見られず、リハビリが必要なのか?と思ったが先生は受けておいたほうがいい、とのこと。

眩暈がおさまってきたことろ、理学療法士の人と言語学聴覚士の人が来て、自分でどれだけ動くことができるのか、飲み込みの力とか、言葉がすぐに出てくるのか等、色々とみられた。簡単に言えば、運動と脳トレかな。体を動かすには、脳からの指令で動いている。病気をする前は、自動的に動きを判断してやっていたかと思うと、人間の体ってすごい、と思う。

例えば、まだ病室の廊下あたりしか出ることが許可されていなかった頃、点滴をぶら下げた棒を持ちながら、廊下を歩かされる。真っすぐ歩けるのかどうかをみられる。次に、歩きながら今度は窓の外とか周りにも目を配らせながら歩くように言われる。そうすると、バランスを少し崩す。歩くこと以外に、周りにも目を向けなればいけないからだ。次に、周りにも目を配らせながら、突き当りを右回りで戻る、左回りで戻る、をさせられる。どちらで回るとふらつきが強いのかを見られる。

普通、周囲を気にしながら歩くことなんて自動でやっていたはず。しかし、病み上がりの場合、片方に集中すると片方がおろそかになってしまうのだ。

あと、ずっと寝ていたので、筋力も相当落ちている、との事。よく、老人が骨折をして、寝込んでしまうと終わり、というのは、それである。老人の場合、寝たきりになると、回復するには相当の時間がかかるそうである。多分、私の場合、寝込んでいた日数から、老人並みの筋力になっているらしい。

本格的なリハビリが始まるまでに、トイレとかシャワーとか飲食とか着替えとか自立で可能かを調べられ、特に100点です、と言われたのは、床にタオルを敷いて、足の指で引き寄せることができるかどうか、というチェック。今でも私は、いつでも足も使えるように、とよくゴミを足の指に挟んで取って捨てている。その訓練が功を奏したのか、リハビリの人も笑っていた。

脳トレの方は、例えば、〇の中に文字を入れ、大きい針と小さい針を記入し、指定の時間を記入する、という問題。文字を記入した段階で、何か違和感はあった。でも、わからず、大きい針と小さい針を記入。でも違和感がずっと残っていて、他の問題をやっていた時に、気づいた。12が抜けていた。一瞬、自分でも驚き。気づいただけいい、と言われたが、ショック。小脳って運動のところだけど、こんなこと忘れる?これ、高次脳障害なの?と、ひどく落ち込む。

毎日、思いつく野菜を1分間に言えるだけ言う、とか、色がついた積み木の数をどんどん増やしていき、本と同じ図柄に並べる、積み木が増えれば増えるほど複雑になっていく、という問題やら、色々とやらされた。

今まで、テレビのクイズ番組で見てたような問題に似たようなものをやらされる。速さをみてるものと、正確さをみているもの。芳しくないと悩む。私、本当に免許と職場復帰できるんだろうか…。

リハビリも、ストレスになりつつあった。