ミミ言

思っていることをつぶやいていきます

入院life8

会社に出勤する日が近づいてきている。

ゾッとする。今回、病気になった原因にも含まれているであろう仕事。

でも、入院して今までと仕事に対する意識は変わったな。

今までは、仕事のために犠牲にしていたこともあるし、体調が悪くても休むことなく仕事に行っていたし、自分が休んだらほかの人に迷惑がかかる、と思っていたから。

でも、長い期間の入院生活で、そういう気持ちがなくなった。

人のために、献身的にお世話をしてくれる人達にも、自分にはできないなぁ、と思ったし、仕事とはいえ頭が下がる思いだった。本当に好きじゃなきゃできないな、とも思う。入院していたんだけど、色々と勉強になった。病気はしたけど、自分を変えることができる、有意義な時間だった。

丁度、入院している時が、コロナの感染者がどんどん増加していく時だったんだけど、入院前と入院後と考え方が変わった。コロナ感染について、真剣に考えるようになった。

コロナって、まだ未知の病気でしょ。

どんな病気かわかっていたら、薬だってできてるだろうし。でも、そのよくわかっていない病気のことを、専門家と専門家じゃない人が、あーだこーだと言っている。

ワクチンは打ってほしい、ワクチンは打つつもりはない。打たないと、イジメにあうのでは?と懸念している…とか。

いつからなんだろうね、こんなんになっちゃったの。私は、競争社会で育ってきたから、皆、平等っていう意味がわからない。そんなこと言ってたら、何もできないじゃん。

マスコミの伝え方も問題なんだろうが、政治家も分科会も、よくテレビに出てきてる医者も私達もそうだけど、本当に何とかしようと思っている?って聞きたい。

ワクチン接種の打つ、打たないは自由だけど、ワクチン接種って日本だけの話じゃない。世界中で打たれているわけだし、日本みたいに飲食店を休ませる、時短で営業させる、なんてまどろっこしいことをやらず、ワクチンを打ったことを証明すれば入店できる、という国だってある。ロックダウンしている国だってある。

人によっては、ワクチン接種で問題が起こる人もいるかもしれない。でも、世界中で打っている人の全員が、問題が起こっているわけじゃない。

事故を起こすかもしれないから、車の運転はしないほうがいい、事故にあうかもしれないから、外出しないほうがいい、みたいなこと言われているようなもんじゃない。

お願いで義務じゃないんだからワクチンは打たない、何かあったら怖いから打たない、とか、感染者が増えると緊急事態宣言、蔓防が出る繰り返しで、ストレスたまるしちょっとだけ外出した等々、この一年、日本は何をしてきたんだろう?と疑問しかない。

ワクチンを打ったからって感染しないとは言えない。そんなのインフルエンザだって同じじゃん。インフルエンザなんて、予防接種したって、違う種類のインフルエンザが流行することだってある。

一番の被害者は、情報をちゃん正確に伝えない人達、情報をちゃんと正確に受け取れない人達、専門家のいいなりになっていないで専門家の言うことを加味して、ちゃんと方法を考えない人達に振り回される医療従事者の人達だと思う。

私も実は喘息もち。だから、ワクチンはどうしようかと思っていた。たまたま、大腸検査を予約した時に、検査の前後1か月はコロナワクチンは打たないように、と言われたので、クーポンは届いたが放置していた。しかし、今回、突然病気になり、入院で検査はできなくなり、入院している病院から、コロナワクチンのことを聞かれた。でも、喘息はあるし、どうしうようかと思っていたが、入院しているんだから、何かあっても問題ないか、と思い、打つことにした。結果、1回目の時は、腕を上げると痛みがあったけど、夕方には痛みは薄れていた。2回目の時は、打った2日目の夜に、熱が出かけたが、すぐに薬をもらって、寝たら、翌日の朝は楽になっていた。大きな問題もなかった。ワクチン打っても、100%かからないわけじゃないし、ワクチン打ってもかかる可能性もあるから、勿論、マスク・手洗い・消毒は、今まで同様にやっている。

父親も高齢で心臓疾患の持病もちだけど、ワクチン打っても何事もなかった。

インフルエンザの予防接種だって、打った場所が腫れて、2日目以降、すごく痒かったけど、それと同じだった。

って、こんなことを書いてること自体、おかしいんだけど。こういうことを言ってるから、ワクチン打たない、って人が出てくるんだろうな。

テレビやネットで見たから、聞いたから、友達もやらないから、ではなく、不安があるなら素人を信用するのではなく、専門家に相談をするべき。

 

脳梗塞で入院しても、24時間看護してくれて、大変だなぁと思ったのに、これが、コロナだったら、もっと大変なんだろうなぁ、と思う。

私の仕事が、もし、医療関係の仕事だったら、どんなに好きでも、今の状況がずっと続くなら、心が折れることはない、という自信はない。