ミミ言

思っていることをつぶやいていきます

0号室の客を見て

ワタクシが…かゆいやら全身打撲をしている間に…、0号室の客の智くんのストーリーが終わり、でもって…やっぱ翔ちゃん、特上カバチのドラマ出るんですなぁ。
最近じゃ、もう嵐を見ない日はないっつーくらいで、嬉しい限りです。うちなんか、父親までもが、VS嵐とか必ず見てますよ。うちの父親は、そういうタイプじゃないんですよ。でも…ちゃんと嵐メンバーの名前もいつの間にやら覚えてて、すげぇ~。翔ちゃんは、本当に身内びいきと言われてもいいですけど、甥っ子が似てるんで、父親も母親も「あの顔、ソックリ。」って言いながら見てます。

0号室の客は、なかなか面白かった。世にも奇妙な物語っぽくてね。人間に点数はつけるべきものなのかどうなのかはわからないけど、確かに、ドラマの内容のように、もし点数が低くても高くすることはできるわな。
でも、見てて思ったのは、たとえ自分の点数を出す機械があったとしても…低い点数を高くする人ってどれだけいるのかなぁ…って。ほら、お金がない人が、お金持ちのなろうと努力する人はいるけど、自分が30点の人間とわかっても、それを100点にしようとする人って、なかなかいないんじゃないの。だって、お前は30点って言われても、「えー?何で30点?」って思うのがフツーだろうから。お金がないってのは現実だけど、自分の点数ってのは、現実性がないっていうか、本人はすごく頑張って生きてると思ってたら、30点と言われて、え?何で?ってなるだろうし。
ワタクシだって、今の自分に点数をつけろと言われても、自分でもわかんない。
この前、ちょっと探し物をしてて、そしたら、机の引き出しの中から、教育実習に行った時の記録日誌みたいなのが出てきたんです。中を見たら、びっくりするくらい几帳面に、自分でもこれって自分で書いたの?って思うくらい、きれいな字で書いてあって、まずそれに驚いたんですよ。正直、実習に関しては、断片的な記憶しかなく、そんな真剣に先生になりたいわけでもなく、とりあえず資格だけでも取っておこうくらいな気持ちだった、と思うので、へぇ~ちゃんとやってたんじゃん…しかも、今、こんな字書けねーよ…って感想。
でもね、性格っていうか考え方みたいなのは、今とそんなに変わってなかったみたい。うっすらと覚えてるのが、確か担当クラスの担任が年配の女の先生で、生徒からはあまり好かれてなかったようで、生徒との人間関係ができてきた頃に、生徒から担任のことが嫌いとか悪口を聞かされたんだよな。で、実習を終えての感想のページ欄みたいなところに、生徒の気持ちも考え、生徒と真剣に向き合っていけば、生徒のモチベーションをあげていくことは容易なことだし、こちらの出方によってどうにでもなる、みたいなことを書いてあったの。それは、多分、あんたはあんたが担当してるクラスの生徒の皆から嫌われてるんだから、もうちょっと気づいて、何とかしたら?って言うことが書けれたらよかったんだろうけど、書けないから、ちょっとオブラートに包んで、そんなことを書いたんだろうな。そしたら、あなたは2週間だけのことだから、そういうきれいごとが言えるんだろうけど、日々、生徒と接してたらそんなことはできない、みたいなことが書かれてた。まぁ…今なら、ズバッと言えるくらいの経験はあるから、それじゃあ教師として失格ですよ、ってハッキリと言えるだろうけど…そんな頃から、本質的にはあんまり変わってはいないんだなぁ…って。
でも、本質はあんまり変わってなくても、昔の自分のほうが結構今よりしっかりしてたりして…と思った。そう考えると、過去より今のほうが点数は低いのかなぁ…でも、過去には気づかなかったりしたことに気付き、できなかったことができたりして、成長してるところもあるから、どうなんだろ。死ぬ前に100点に近づくことは無理でも、10点では終わりたくないなぁ。