ミミ言

思っていることをつぶやいていきます

オカメインコ

ペットを飼っている。オカメインコ
ホッペがオレンジ色だから、多分オカメっていう名前がついているんだろうな。
犬や猫より世話をするのに、手間がかからないし、しゃべるし、オカメインコはとてもいい。
っていうか、鳥好きというのもあるんだけれど、初代のオカメインコは子供頃から飼い始め、22年くらい生きたかなぁ。動物病院の先生も驚いていた。普通、カラダの大きさによって寿命も決まっているらしい。オカメインコは中小型になるのかな。だからセキセイインコよりは長生きはするらしいのだが、20年っていうのはあり得ないらしい。
一緒に人生を歩いてきたのだから、老衰で死んでしまった時は、しばらく立ち直れなかった。
よくしゃべるし、頭もよかったし、もう家族だったから。ペットショップで購入したのではなく、母親の知り合いの果物屋のオヤジから5000円で分けてもらったんだけど、今でも、はっきり覚えている。
スーパーの白いビニール袋の中をのぞくと、リンゴとか桃とかを箱で送る時に、いたまないようにクニャクニャの発泡スチロールみたいな果物をカバーする入れ物っていうか、その中に雛のオカメインコがいた。目が合った瞬間、ハァッ~と一丁前に威嚇してきてかわいかった。

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そう、そんな初代オカメインコの死から、こんな悲しい思いをするならもう二度と生き物は飼わないって思ったけれど、やっぱりペットショップの前とかを通ると、ついつい鳥のところに行ってしまう自分がいて、あれ、罪なのは、動物って皆同じ顔してるからね。微妙に違ってたとしても、基本は皆同じ風貌だから。さんざん迷って迷って考えに考えた末、新しいオカメインコを飼うことにした。
それが今のオカメインコ、名前は〝ちび太〟。母親が命名
前のオカメインコと同じ〝ユキ〟にする?っていう案も出たけど、ユキはユキだから、ちび太になった。でも、密かに私だけが、〝ちびお〟って呼んでたら、ちびおでもちゃんと反応するように。鳥のくせに運動神経もないし、ユキよりは賢くないみたいだけれど、まぁそれなりにかわいい。

舌打ちをするんです。いたずらをして叱ると、「チッ」って。それが、本当に舌打ちする「チッ」で、その後、「うるせぇ、うるせぇ。」って言うことも。ムカつくけど、状況わかってて言ってるのかなぁ?って、ちょっと笑える。
あと、出かける時には、必ず、「ちび太、バイバーイ」って言う。
きちんと抑揚つけて言うんだけど、こっちが、「あぁバイバイ。」って低めのテンションで答えると、
モゴモゴと同じように真似して、テンション低いバージョンで「ちび太、バイ。」って返してきたりする。

まっ、家族の中で喧嘩してたとしても、ちびおがいるだけで、潤滑油にはなってるから、それだけでもいいんだけど、ユキの時よりは感情移入しないようにはしてるかな。いなくなった時の、あの辛さは…ね。