ミミ言

思っていることをつぶやいていきます

マイガールよかったよぉ~。

マイガール終わっちゃいましたけど、いやぁ~よかったです。
やっぱり、最後もウルウルでした。正宗が写真をやめて、自分と静岡に行くってなって、お別れパーティの時のコハルちゃんっていったら…もう天才的な演技でしたよ。イメージ 1
コハルちゃん、ホントかわいいもんなぁ~。でも、相葉ちゃんも相葉ちゃんらしいいい味出してて、相葉ファンもきっと増えたと思います。

正宗の夢、コハルの夢、夢を追うことは難しいことです。
いつまでも夢だけを追い続けていることができるならいいけれど、現実はそうはいかない。
また、夢っていうのは、いつ叶うかもわからない。ゆえに、途中であきらめてしまう人がほとんどなんじゃないでしょうか。子供の頃は、誰しも夢を抱いていたはずだけれど、いつの間にか、現実を知り、夢をみることを断念してしまう。でも、夢を追い続けるためにがむしゃらに生きている人が、その夢をもう叶わないものだと、あきらめてしまった時…その夢はその後、時々、心の中に顔を出す。もう少し頑張ったら叶ったんじゃないだろうか?あきらめてよかったんだろうか?って。
ワタクシの一番好きな本『アルケミスト』の中の一節を思い出しました。
内容を全部話すと、長くなるので、ワタクシなりに勝手に解釈して要約して書きますが、夢を追い続けて、旅をしている少年に、ある時、安定というチャンスが訪れるんです。でも、そこで錬金術師に言われるんですね。
このまま、この地にとどまれば、愛する人と結婚し、お金も地位も得て、2年間は幸せに過ごす。
そして、ますます自分も成長していく。
しかし、2年目のいつ頃からか、夢のことを思い出す。そして、その夢は心の中で、執拗に追いかけていた夢を思い出すように語りかけるが、自分は無視をし続ける。
その夢のことをを忘れるかのように、ますます土地の人からも信頼され、感謝されるようになり、さらに富と力を手に入れる。
3年目にも、夢は執拗に自分に語り続けてくるので、少し考える自分がいる。
その姿を見て、妻は自分が夫の夢を邪魔したのではないかと思って不幸になる。
ところが、妻は自分が夢を追い続けることを、反対していなかったので、妻のことを責めたりはできず、夜ごと、もしかしたら自分の夢は叶ったのかもしれない…と何度も考えてしまう。自分を土地にとどめたものは、二度と今のような安定を手に入れることができないのではないか?という自身の恐れだったのに…。その時、夢はお前の夢は永久に埋もれてしまった、と語りかける。
4年目のいつか、夢にも見放され、自分も夢について考えることを止めてしまう。そして、土地の人からの信頼もなくなるも、自分には富だけは残っている。でも、その後は、夢を追求しなかったことを悔みながら暮らす。夢を追求することを、愛する人の愛は決して引き止めたりはしないことを理解しなければならない…
というような内容なんですが、まさに最終話の正宗とコハルちゃんを見てて思い出しました。
夢を追い続けていて、大きなチャンスが巡ってきたのに、わだかまりを残したまま、あきらめてしまったら…一生、あの時、あの決断をしなかったら…と正宗もコハルもずっと後悔してしまうんだろうなぁ…って。二兎を追うもの一兎も追えずですな。

深夜枠のドラマなのに、ほっこりした気分にさせてくれる、ステキなドラマでしたねぇ。
翔ちゃんの、あの登場は…ちょっと…フッフッフッって感じでしたけど、まぁ…スタッフも最後に余裕で遊んだんでしょうね。

相葉ちゃん、コハルちゃんお疲れ様でした。
毎週、あったかい気分にしてくれてありがとう~。